腰痛、恥骨痛、尿漏れ、子宮脱等の症状がある場合は、骨盤高位の姿勢でトコちゃんベルトを締めてください。

まずトイレをすませ、二つ折りの座布団の上にトコちゃんベルトを乗せておきます。左図のように素肌の上に腹巻を着用し、仰向けでお尻を高くして5分間ほど寝てください。すると子宮などの骨盤内臓器はお臍の方向に上がりますので、このままの姿勢でトコベルを着けてください。(「トコちゃんベルトのつけ方」をご参照ください)その後ショーツを着けると、内臓が下がってきにくくなります。当然、立って着けるのは効果は低いです。脱腸(鼠径ヘルニア)の場合は上ベルトと下ベルトの間があかないように着けると良いです。

産後のママでの調査では、「トコベル着用群の方が、トコベル非着用群と比べて有意に肛門の痛みは少ない」とデータが出ています。裾広がりになっている骨盤を整えるのと、トコベル着用を併用すれば、これらの症状はいっそう早く改善するはずです。

産後の腹帯を何も着けないとお腹に力が入らず、腰が痛んだりします。トコちゃんベルトで骨盤の下半分をしっかり締め、お臍から下の腹部は軽く支えましょう。産後急いでお腹を締めつけなくても、産後2ヵ月ほどたってから腹筋の運動などを始め れば、しっかりウエストは細くなりますのでご心配なく。

お腹のゼイ肉をいくら押さえても、健康にも美しくもなれません。締めるべきは骨盤 です。こんなベルトやコルセットなどをつけると症状がひどくなることがあります。

<トコちゃんベルト正しい着用位置の探し方>

1.まっすぐ立ちます。

2.手を左のような形にしておへその辺りから真下に下げていくと親指が恥骨に当たるのを感じるはずです。(下図の1)

3.そこから両手をそのままの形で両脇に持って行き、太ももの骨の一番出っ張った場所(大転子−だいてんし)をなでながら確認します。(下図の2)

4.片足ずつかかとを上げてみると、よりよく出っ張っている場所が見つけられます。

5.そこに中指を当てて、

6.次に親指を上げて
7.腰骨にそって親指を降ろして行き、腰骨の先(上前腸骨棘−じょうぜんちょうこつきょく)を見つけてください。グリグリしている場所です。(下図の3)

6.中指(大転子)と親指(上前腸骨棘)の間に骨盤高位でトコちゃんベルトを締めます。トコちゃんベルトの下の部分が左右大転子のをつないだ線上に一致します。

 

わかりやすいように立った姿勢で締めていますが、どなたも骨盤高位で着用することをおすすめします。特に妊娠中から産後2ヶ月ほどは、必ず骨盤高位で締めてください。骨盤の関節のゆるみだけが痛みの原因んの場合は、固定するだけで症状が改善します。

1.(背面)ベルトの両端を持ちます。右側の外ベルトは持たないで下さい。  

2.(側面)ベルトでお尻を下からすくい上げるように当てます。(ブランコにしっかりお尻を乗せた感じになるように)

注:X脚の方は後ろ下がりにならないよう、水平に着ける方が気持ちよい人があります。

3.(正面)前から見たところ。

4.(正面)ベルトを持ち替え、左手がおヘソに近くなるようにします。右手は水平に引いて、いったん止めます。

5.骨盤高位の姿勢で寝転ぶ場所がない場合は、かかとは必ずそろえてください。

6.右手で半分だけマジックテープをはがし、骨盤高位でお尻を高く上げたまま、しっかり左右の手で引っ張ってテープを止め直します。これを1〜3回繰り返すとしっかり締まります。たって締める場合は大きく息を吸い込み、胸を大きくふくらませ、肋骨をなるべく高く上げるような気持ちで、左右の手を引っ張ってマジックテープを止めます。

7.6で着用したベルトを右手で持ち、左手で外ベルトのマジックテープを止めます。この時、ベルトの下端は太ももの最も出っ張ったすぐ上に位置していることが大切です

8.短時間着用の方は、このようにスボンなどの上に着け、ロングブラウスなどで隠すと外出もできます。

また反対側の着用も試してみてください。気持ち良さに差があるはずです。つまり外ベルトのある側を左にして、もう一度1〜7を参考につけ直してみてください。そして気持ちの良い方を選んで着用するようにしてください。

9.(正面) 妊娠中後期〜産後3ヶ月頃までは、腹筋が弱っていますので、妊婦帯を着けると腰全体が楽になります。妊婦帯Ⅱの下の話にあるマジックテープをトコちゃんベルトⅠまたはⅡに付けます。

10. (背面) 妊婦帯を後ろでクロスさせます。クロスさせる位置は痛む部位を押さえようにクロスさせると、痛みが和らぎます

11.(側面) 横から見たところ。

12.(正面) 妊婦帯の両端持って軽く引き締め、ベルトの先端のマジックテープを、 トコちゃんベルトⅠまたはⅡに止めます。決して強くしめないで下さい。ベルトが隠れるよう、長めの上着などを着てください。

13.トイレのたびに着脱が面倒な方は、インナー着用してください。ショーツをはく前に、まず薄い腹巻を着けてください。汗を吸収し、皮膚を保護し、脚の付け根に食込む感じが軽減されます。